光と風のなかへ

白川第一橋梁






阿蘇外輪山の麓

立野を発車した混合列車は

やがてトンネルを抜けると

真っ赤な橋梁を渡る



長さ167.6m 高さ61m

およそ15階建てのビルに相当する

第一白川橋梁だ



昭和3年に完成した日本最初の鋼鉄の橋梁であり

完成当時は日本一の高さを誇っていた
(高千穂線が廃止されたため現在はふたたび日本一の座を取り戻しています)



その橋梁を行くC12を撮りたくて

白川橋梁を訪れたものの

広角レンズをもっていなかった中学生の僕は

その高さをどうやって表現すべきか四苦八苦



カメラを横位置にすれば

混合列車ははいるが

高さは表現できない



縦位置にすれば高さは表現できるが

標準レンズでは河原までは写せない

せっかくの混合列車も少ししかはいらない



限られた撮影ポジションのなかで

C12が来るまで

何度も場所をかえカメラ位置を直し

時間切れで撮影したのがこのカット




蒸気機関車 高森線




広角レンズさえあれば

もっと雄大な風景をとらえられたのに

いまでも悔やまれる一枚




高森線 C12

1969年(昭和44)8月
MINOLTA35Ⅱ+ 50ミリ F2.8


「追憶の鉄路」は 中学1年から高校時代 夢中で追いかけた蒸気機関車の記録です
古い写真のなかには拙いものもありますが 時代の記録としてご覧ください
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  1. 1975/12/24(水) 14:08:00|
  2. 追憶の鉄路 C12
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