光と風のなかへ & 追憶の鉄路

桜咲く京都2008 清涼寺 #2







にぎわう嵐山を

ほんの少し離れると

そこはもう別世界




清涼寺 庭園





聞こえてくるのは

風の音




清涼寺 庭園





彼らが時おりささやけば

桜の小雪が舞い降ります




清涼寺 庭園

ここをクリックすると小雪がよくわかります



嵯峨野 清涼寺




清涼寺 庭園





静かな時間が

ゆっくりと流れていきます




清涼寺








2008年4月8日




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  1. 2008/05/31(土) 22:35:43|
  2. 旅日記 京都
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桜咲く京都2008 清涼寺 #1







土地の人が

親しみをこめて

嵯峨の釈迦堂とよぶ

清涼寺




清涼寺





三国伝来の仏さまが

おわします



インド

中国をへて

日本にわたってきました



なかでも

インドは

仏教発祥の地



そのインドから渡ってきた仏さまとして

古くから篤い信仰をうけました

もちろん国宝です




清涼寺





もっとも

ホントの生まれは

中国 宋の国



平安時代(983年)

宋に修行におもむいた

然(ちょうねん)が

インドから伝わったという釈迦如来に感動し

宋のお坊さんの協力を得て

精巧なコピーを彫り

日本にもたらしたもの



このため

そのお姿は

日本の仏さまと違って

どこか異国風



撮影はできないので

こちらでどうぞ

清涼寺 釈迦如来像



春と秋

そして

毎月8日に

お会いできます




清涼寺





この日は花まつり

すぐそばまで近づいて

お姿を拝見できました




清涼寺 多宝塔




そのご利益でしょうか

青空が広がりはじめました




清涼寺




桜も満開です




清涼寺





その桜のもとで

撮影会がおこなわれているようです



モデルさんかなと思って

近づくと




清涼寺





なんと

結婚式の記念撮影でした




清涼寺





アジア系のかたのようですが

清涼寺の北側に隣接する

アール・ベルアンジェ・チャペル嵯峨野で

挙式されたのかな



青空のもと

桜に囲まれて記念撮影

お幸せにね




清涼寺





それにしても

お寺の隣りに

チャペルを作ってしまうなんて

すごいでしょ

この会社

ベルクラシックといいます

そう昔の名前は

玉姫殿




おや

ここにもいました

白象さん




清涼寺





張りぼての白象さん

いかにも手作りといった感じで

いいですね





清涼寺









2008年4月8日








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  1. 2008/05/30(金) 01:55:00|
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桜咲く京都2008 嵐電のって嵐山








四条大宮から嵐山をむすぶ

嵐電(らんでん)

一両でトコトコ走る

路面電車です




嵐電 太秦広隆寺駅 モボ621

太秦広隆寺駅を発車するモボ621形621号



嵐電の形式表記は「モボ」

モーター付きボギー車の略ですが

モダンボーイの略でもいいですね



そんななか

モガ(モダンガール)とよびたい

パステルカラーの電車もいます




嵐電 車折神社駅 夕子号





モボ101形の104号機

「夕子号」の名で親しまれている

井筒八ツ橋本舗の広告車です




嵐電 車折神社駅 夕子号





桜にもみじ

そして大きく夕子が描かれる

いかにも京都らしい広告車です



このモボ101形

もとをただせば

生まれはなんと

昭和4年(1929)



その後

台車をかえ 車体をかえながら

いまなお現役で頑張っています




嵐電 車折神社駅 夕子号





しかもこの季節だけ

桜を描いたヘッドマークをつけて走ります

車内は仁和寺の御室桜の写真を飾る「桜電車」



う~ん 乗りたいなあ

けれども

行き先は逆方向



こちらにも

もう一両の夕子号(101号)

来ないかなあ



そんなあわい期待を

みごとにやぶってやってきたのは

またまたモボ621形でした




嵐電 車折神社駅





夕子号は帰りに期待し

このモボ号で嵐山をめざします




嵐山 大堰川





いつもにぎわう嵐山

散策まえに

はんなりほっこりスクエアの2階にオープンした

OBUCAFE(オブカフェ)で

エネルギーの補給です



注文したのは

お番茶御飯のオムライス

九条葱と鶏ミンチのそぼろ餡

950円




お番茶御飯のオムライス  九条葱と鶏ミンチのそぼろ餡





ひとくち食べてまた食べたくなる!

これはお勧めの一品です




まこ姫が注文したのは

お番茶御飯のオムライス

湯葉と野菜の豆乳クリーム餡

同じく950円




お番茶御飯のオムライス  湯葉と野菜の豆乳クリーム餡





こちらもなかなか



テラスからは

満開の嵐山を楽しめます




嵐山





彼方にのぞむ法輪寺も

薄紅色の花のなか




嵐山 法輪寺





桜の名所

嵐山

またひとつ

楽しみがふえました








2008年4月8日







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  1. 2008/05/25(日) 21:45:44|
  2. 旅日記 京都
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桜咲く京都2008 車折神社







車折神社

くるまざきじんじゃ

と読みます




車折神社





太秦広隆寺から

嵐電(らんでん)に乗って3つ目



車折神社で下車すると

目の前が裏参道



平安時代末期の学者

清原頼業(きよはらのよりなり)を祀ります




車折神社





もともとこのあたりは

清原氏の領地があった場所

このため頼業が亡くなると

この地に墓をつくり廟としたのが

神社のはじまりと伝えられています





車折神社





それにしても

車折とは

かわった名前です


車折神社のHPでは

後嵯峨天皇が嵐山に行幸されたとき

社前において牛車の轅(ながえ)が折れたので

車折神社の神号を賜ったと書かれています



しかし

元禄2年(1689)につくられた

京都のガイドブック

『京羽二重織留』(きょうはぶたえおりどめ)によると

もとはこんな話でした



鎌倉時代

亀山天皇が嵐山に行幸したとき

この前を通ると

車を牽く牛が急に伏せてしまって進まなくなってしまった

ふしぎに思った供のものたちが調べると

祠があったので

亀山天皇も車から降りた

ここから祠の前にあった石を

車先の石とよぶようになった

車は天皇ではなく

関白の牛車だという説もある



亀山の院 嵐山行幸の日 この前を過給ひしに
御車を駕(か)する牛 此まへにふしてすゝみゆかず
供奉(ぐぶ)の人々 あやしむに始て 此社ある事をしりぬ
これに依て 主上御車よりおりさせ給ふと
是より此前の石を車先の石と云
今此石 社のにし宝珠院の内にあり
一説に 主上の御車にあらず 関白の車なりと





どうやら

「くるまさき」の由来が忘れ去られるなかで

いつしか牛車の前に石があったという話がつくられ

それがのちに車が折れた話にかわってしまったようなのです


そのなかで

「車前」が「車折」にかわり

車の主も

亀山天皇から父の後嵯峨天皇に

かわってしまったのでしょう




車折神社





『京羽二重織留』には

こんな話ものっています



境内の石を拾って家に帰ると病気がなおる

そしたら拾った石の倍の石を境内に返す


此社にまふで 社の前にて小石をひろひ
家に帰るに 則病いへぬと
其後 始の石に又ひとつ石をそへて社頭に帰し侍るとぞ





同じような話は

宝暦4年(1754)年につくられた

京都のガイドブック

『山城名跡巡行志』にも紹介されています



そしていまでも境内には

祈念神石として

たくさんの小石がつまれています




車折神社 祈念神石





ところがよく見ると

「境内の石を持ち帰るのは間違った行為です」

そんな注意が赤く目立つように記されています



では石はどうするのでしょう



「祈念神石は社務所で授与しています」

ただし

「神石料は500円より」



江戸時代は庶民の信仰を集めて

ごく普通におこなわれていた石の持ち帰り

いまは有料になってしまいました



しかし

江戸時代の記録を見る限り

「石を持ち帰るのは間違った行為」

ではなかったはず

商売うまいなあ




車折神社





さきほどの『京羽二重織留』によると

江戸時代は

「さくらの宮」とよばれていたそうです



いまも溪仙桜(けいせんざくら)が人気です

その渓山桜は散ったあとでしたが

薄紅色の糸桜が出迎えてくれました




車折神社





朱塗りの玉垣と

薄紅色の桜が

とてもきれいです




車折神社





境内には

芸能の女神

アメノウズメを祀る

芸能神社もあります



アメノウズメ

アマテラスが天岩戸に隠れて

世界が暗闇になってしまったとき

岩戸のまえで裸で踊って

喝采をあびた神さまです




車折神社





そのアメノウズメを祀る芸能神社

昭和32年に創建された新しい神社ですが

いまでは芸能人のあつい信仰を集めるまでになりました




車折神社




朱塗りの玉垣には

見たことのある名前もちらほら



しかも

2年ごとの更新



いまの時代

神社もあの手この手で寄進を集めないと

経営が厳しいのでしょう



ちなみに

5月の第3日曜日

嵐山の渡月橋付近でおこなわれる

三船(みふね)祭を新たにプロデュースしたのも

この神社です





車折神社









2008年4月8日




テーマ:桜咲く京都 - ジャンル:写真

  1. 2008/05/23(金) 22:55:03|
  2. 旅日記 京都
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桜咲く京都2008 花まつり







4月8日は

花まつり




広隆寺 花まつり





お釈迦さまの誕生日を祝って

花御堂(はなみどう)を飾り

誕生仏に甘茶をかけて

おまつりします



子どもたちも

誕生仏をのせた白い象さんを

引っ張ってお祝いです



さあ みんなで引っ張るぞう




花まつり花まつり
花まつり花まつり





お釈迦さまが生まれるとき

おかあさんの夢のなかにあらわれたという

白い象



この故事にちなんで

子どもたちのすこやかな成長を

白い象にたくします



さあ無事に

本堂に到着しました




花まつり





霊宝館におわします

弥勒菩薩さんも

きょうは

ひときわうれしそう




広隆寺





太秦の広隆寺

やすらぐ春の風物詩です




広隆寺





Nikon D80 + Tokina AT-X124PRO
Nikon D60 + Nikkor 16-85mm ED VR


2008年4月8日




テーマ:■京都を撮る■ - ジャンル:写真

  1. 2008/05/21(水) 20:00:00|
  2. 旅日記 京都
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桜咲く京都2008 京の台所 錦市場







京都の台所といえば


錦市場




錦小路





新鮮な魚から京野菜まで

錦小路の両脇に

ところ狭しとならびます



平安時代の呼び名は

「具足小路(ぐそくこうじ)」

具足(甲冑)を扱う職人が多くいたのでしょう



その後 11世紀中頃に

「錦小路」と名を改め

鎌倉時代の終わりには

魚を扱う商人が店を構えていました



室町時代にはいると

東洞院錦小路に魚市場が登場し

江戸時代に本格化

徳川吉宗の時代には

11軒もの魚問屋がありました




大正時代の錦小路

大正時代の錦市場 国土交通省のHPより転載



古くから

庶民の台所として親しまれてきた

錦市場

いつ来ても活気があります




錦小路





錦小路の東の端に鎮座するのが

錦天満宮




錦天満宮




もとは六条河原院にあったものが

秀吉の京都大改造のなかで

ここに移されたものだそうです



神さまの使いでもある

牛さんのすぐ後ろにみえる

柄杓の置かれたが井戸が

京の名水として名高い

「錦の水」




錦天満宮





しまった!



写真を撮っていたら

飲んでくるのを

忘れてしまった!










Nikon D80 + Nikkor 16-85mm ED VR


2008年4月7日







テーマ:■京都を撮る■ - ジャンル:写真

  1. 2008/05/18(日) 17:00:12|
  2. 旅日記 京都
  3. | コメント:20

桜咲く京都2008 雨の白川







夕闇せまる

雨の白川




白川





花ちらしの雨で

流れも速そうです




白川





川沿いは

お茶屋が軒をつらね

京情緒たっぷり




白川





灯りがともり

石畳が輝きだすと

花街の夜がはじまります





白川 巽橋





こんな場面に

赤い傘をさした

舞妓さんが歩いてきたら

最高だけど


そんな期待を

いだいていたら





歩いてきたのは




白川 新橋通り




ビニール傘のオジサンでした





白川沿いの料亭で

夜桜見物といきたいところですが

予算の関係で

きょうは散策するだけ




白川南通り

白川南通り





いつか

こんなお店で

食事がしたいなあ




白川南通り






雨降りて 祇園の土をむらさきに

染むるも春の 名残りなるかな

吉井勇





白川南通り








Nikon D80 + Nikkor 16-85mm ED VR


2008年4月7日




テーマ:桜咲く京都 - ジャンル:写真

  1. 2008/05/17(土) 17:55:43|
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