光と風のなかへ & 追憶の鉄路

神戸港震災メモリアルパーク






神戸を散策する前に どうしても見たかった場所 見せておきたかった場所

それがメリケンパークの一角にある 「神戸港震災メモリアルパーク」だ



神戸港震災メモリアルパーク



地震が起きた5時46分のところで欠けているモニュメント



神戸港震災メモリアルパーク



割れたコンクリートの地面に傾いた街灯



神戸港震災メモリアルパーク



波止場の被災状況をできるだけ忠実に残した わずか60mほどの小さな空間だが

そこから伝わる地震の破壊力の大きさは 言葉を失う  



神戸港震災メモリアルパーク



いまや神戸市民においても 震災を経験していない世代が4割を越すという

「データで見る阪神淡路大震災」 神戸新聞より
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/graph/p12.shtml


たしかに子供たちの世代から見れば 歴史のなかの神戸の震災よりも

6年前の東日本大震災の衝撃のほうが大きい

しかし 神戸の震災は戦後最大の都市型災害として 多くの教訓を残す

20年という長い年月がすぎたからこそ 顕在化した問題も少なくない

街は見事に復活したが 資金の返済にあえぐ経営者など 影響はこのさきも長く続く

だからこそ震災の経験や教訓を後世に伝えていくことは とても大切なことだ



神戸港震災メモリアルパーク



こうしたなか 神戸市は震災から20年を迎えた2年前から

被害状況を記録した約1000枚の写真を公開し 自由に利用できるようにした

阪神・淡路大震災 「1.17の記録」  http://www.kobe117shinsai.jp/about/

神戸新聞も デジタルマップを作成して 震災の記憶をとどめる作業を続けている

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/map/main.shtml

そのなかにあって 震災遺構のもつリアル感はとても強い

震災遺構は壊すへきか 残すべきか 東日本大震災でも議論となったが

災害はいつか風化する だからこそ災害の生き証人としての震災遺構の価値はとても大きい



神戸港震災メモリアルパーク



そして神戸の「震災メモリアルパーク」の風景は 未来の東京と横浜でもある

ならば いま力を入れるべきところは防衛省ではなく 防災省の創設ではないだろうか

北朝鮮の危機を必要以上に煽って 2020年までに憲法を改正することと

70%の確率で起きるという首都直下型地震に備えることと どちらがさし迫った問題か

巨大地震に襲われたら オリンピックもふっとんでしまうだろう



メリケン波止場

1995年 震災時のメリケンパーク 神戸市提供




Nikon
神戸 メリケンパーク
2017.5.1. 撮影


テーマ:旅の写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/05/07(日) 02:54:07|
  2. 旅日記 兵庫県
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