光と風のなかへ & 追憶の鉄路

丸亀城 02 大手門






内堀の北側 ほぼ中央に造られた大手門

手前の高麗門の両側は切り込みハギという高度な手法で石垣を積み

周囲の打ち込みハギと呼ばれる石垣の積み方とは異なる様相を見せる

登城するものに威厳を示す まさに見せるための石垣である




丸亀城 大手門




高麗門へは 堀の水位を調節するために設けられた土橋(どばし)を通ってはいるが

大雨のときに内堀の東側に水がたまらないように 水の落とし口が設けられている

この上にいまは石橋が架かるが もともとは木橋が設けられていた

いまも水量が増した堀の水は 向こう側に落ちて東端から北側の海に流れている





丸亀城 大手門





正面の高麗門(こうらいもん)をはいると 大きな枡形(ますがた)が作られ

正面に二個 左側に一個 大きな立石をはめこみ 見栄えをよくしている 




丸亀城 大手門




石垣の積み方は 石材を一段ずつ横に並べていく布積みだ




丸亀城 大手門




この大手門は 寛文10年(1670)頃 京極氏の時代に完成したもので

国の重要文化財に指定されているが 観光客はみなさん素通り

しかし もし城を攻めようとしたら この枡形に突入した瞬間

櫓門をはじめ三方から攻撃されて 屍が横たわることになろう




丸亀城 大手枡形


  

城を見学されるときは 攻める側 守る側にたって観察すれば 楽しみは倍増するはずだ




丸亀城 大手門




枡形のなかにはいったら 右に折れて大きな櫓門をくぐる

両脇に小門を設ける大型の櫓門だ

その上には枡形内を見下ろすように8つの窓を開く渡櫓がある

1枚目の写真には この櫓の城内側が写るが 窓がぐっと少なくなる点に注意してほしい

城内側は守る必要がないからで これはどこの城も共通する




丸亀城 大手櫓門




櫓のなかには太鼓が置かれ 城下に刻を知らせたことから 太鼓櫓とも呼ばれていた

いまも 櫓の内部に 太鼓が置かれている




丸亀城 大手櫓門




ここを見学してから 三之丸 二之丸をへて 本丸に登る





Panasonic GX8
LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0
香川県 丸亀城
2017.2.22. 撮影


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  1. 2017/03/01(水) 23:32:20|
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