光と風のなかへ & 追憶の鉄路

石垣の美 丸亀城 03






丸亀城と城下を描いた江戸時代の絵図は21点ほど残る

写真の絵図もそのひとつで 享和2年(1802)に写されたものとなる



丸亀城郭および城下町古図



下方中央に大手枡形があり 城へは矢印の順に登城する

まず大手の櫓門をはいると 前面にもうひとつの枡形があらわれる



丸亀城



ここを左に大きくまわりこむ形で登城するが

右に行けば白壁のある土橋を通って御殿に行ける

ここでは左にまわりこんで三之丸へと向かうが

ふりかえると今来た大手枡形の高麗門と櫓門が見える



丸亀城



それを背にして ほぼ直進する坂道を登る



丸亀城



右手には三之丸の北側の高石垣がならび立つ

敵兵ならば側面上からの絶え間ない攻撃に苦しむことになろう



丸亀城



その高石垣をまじかに観察するため 石垣の左方向へ進む見学ルートをはずれて

その手前で右にはいり 石垣直下の武者走りを歩く



丸亀城



このあたりの石垣は どれも20mを越す高さがあり 圧倒される



P1260831 0222



たまたまお会いした丸亀城の調査員Yさんの背と比べると

石垣の高さがよくわかるだろう(Yさん 上の写真の右端に写るが わかるかな)

この石垣は どれも寛永18年(1641)に城主となった山崎家治の時代に築かれたものだ



丸亀城



石垣の普請にあたっては 民間業者の入札によっておこなわれたことがわかっているが

5万石の大名には不似合いな立派な石垣である



丸亀城



しかも丸亀城では2種類ほどの石材を使用するが

隅角や目立つ場所には 割れ面が綺麗な塩飽諸島の広島の石材を使用したらしい



丸亀城



隅角は 長方形の角石を用いて 長い面と短い面を交互に組み合わせて積み上げる

算木積みの手法が取られ 超広角レンズで見上げると 石垣が迫ってくるようだ



P1260845-0222.gif



本来ならば この先もまわり込んで見学したかったのだが 工事中ということで行き止まり

このため ふたたびもと来た場所まで戻って 櫓台の下を通って三之丸へ向かう




Panasonic GX8
丸亀城
2017.2.22. 撮影


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  1. 2017/03/04(土) 21:31:18|
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