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光と風のなかへ&追憶の鉄路

美祢線 長門湯本駅 02






山口県長門市にある長門湯本駅

実に堂々とした木造の駅舎である



長門湯本駅



それもそのはずだ

駅舎に貼られた財産標は1924年(大正13)3月30日

100年近い歴史に耐えてきた風格がある



長門湯本駅



山口県を南北に走る美祢線が全通したのは

1924年3月23日というから 開業時からの駅舎となる

窓のサッシがアルミとなり 瓦も一部撤去されているが

開業時は多くの地元民や湯治客に期待されにぎわったことだろう

いまは一日の利用客が18人と激減し 1986年に無人化された



長門湯本駅



それからすでに35年の月日が流れたが

広い駅舎のなかは綺麗に清掃され

青信川恋伝説の絵画やJR職員による絵が飾られる

利用客は少ないが 地元のかたに愛されているのだろう



長門湯本駅



古い駅舎が取り壊されていくなか

利用客が少ない路線の しかも無人駅で

100年近い歴史をもつ駅舎が残されていることはとても貴重だ



長門湯本駅



衰退化の傾向があった長門湯本温泉郷も

星野リゾートが関わって4年計画で温泉地の再生化が図られた

こりれからは「観光まちづくり計画」の一環として

ぜひこの古い駅舎を整備し後世に残してもらいたい



長門湯本駅



駅と温泉地とが少し離れていることが一番のネックだが

全国温泉地ランキング86位からTOP10をめざす湯本温泉は

その取り組みのひとつとして 今年「ゆずきち号」を企画した

こうしたワンポイント企画も大切だが 美祢線の活用は練られていない

駅は玄関口 道は温泉への廊下にあたるのだから

少なくとも列車利用者に対する無料送迎を実施すれば

美祢線の利用客も少しは増加し 駅舎も活用できるだろう

せっかく無人駅に無料Wi-Fiまで設置しながら

「まちづくり計画」にもこの貴重な駅舎の活用が盛られていない

駅舎の価値がわからないのかもしれないが

足もとにある歴史財産の活用をもっと図っていくべきだ



長門湯本駅



Panasonic G9 PRO
美祢線 長門湯本駅
2021.3.26. 撮影

鉄道コム


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